診断(タイピング)の方法

ソシオニクスの入門案内(サイトの案内文。本文の記事は原典の訳)

ソシオニクスで自分の型(TIM)を決める作業を「タイピング(判定)」と呼びます。標準化された公式の診断テストはなく、学派ごとに質問紙・面談・二分法・機能の次元などを組み合わせて判定します。このページは、判定の方法の種類、無料診断サイトの結果の読み方、誤判定しやすい点、本サイトを使った自己判定の手順の案内です。

「診断」ではなく「判定」

検索では「ソシオニクス 診断」と呼ばれますが、原典では型を決める作業を診断(diagnostics)または判定(typing)と呼び、質問紙はその一部にすぎません。型は行動の好みではなく情報代謝の型なので、回答の自己申告だけでは決めにくいとされています。

原典を読む:ソシオニクス タイプ判定の根拠にすべき要素は何か

判定法の種類

  • 質問紙(テスト):二分法や機能についての質問に答える。手軽だが、自己像のゆがみの影響を受けやすい
  • 面談(インタビュー):話し方・話題の選び方から機能の強弱を見る。グレンコらの学派が重視
  • 二分法:ユングの4二分法(外向/内向、論理/倫理、直観/感覚、合理/非合理)と、レイニンの15二分法を当てはめる
  • 機能の次元と符号:各機能が1〜4のどの次元で働くか、プラス/マイナスの符号を手がかりにする
  • 型記述の読み比べ:候補の型について複数の著者の記述を読み、関係の記述で検証する

原典を読む:ソシオニクス タイピング用の質問リスト / ソシオニクス タイプ判定法(例題) / ソシオニクス 機能の符号とタイピング時の注意点 / 1次元性機能の特徴とタイピング時の注意点

無料診断サイトと結果の読み方

英語・ロシア語の無料診断サイトがいくつかあり、旧サイトの管理人が受験方法と結果の読み方をまとめています。結果は「候補を絞るための出発点」として扱い、確定には型記述と関係での検証を重ねます。

原典を読む:ソシオニクス タイプの調べ方と無料診断サイトの結果の読み方 / ソシオニクス診断テスト

診断リンクの記事

誤判定しやすい点

  • MBTI の4文字をそのまま写す(内向型は j/p の意味が変わる)。ソシオニクスと MBTI の違い
  • 似た型の取り違え(LII と ILI、SLI と LSI、EII と IEI など)。タイプ比較の記事で見分ける
  • サブタイプ(DCNH など)の影響で、同じ型でも印象が大きく違う。サブタイプ
  • 型の愛称や有名人の例から入る。本サイトは愛称を表示せず、機能と関係で読む

原典を読む:ソシオニクスとMBTI:J/Pスイッチ / ソシオニクス DCNHサブタイプとは

本サイトでの自己判定の手順

  1. 二分法で候補を2〜4型に絞る(二分法)
  2. 候補の型のページで、モデルAと著者別の型記述を読み比べる(16タイプ)
  3. 身近な人の型が分かるなら、その人との関係が理論の記述と合うかを確かめる(相性の調べ方)
  4. 似た型どうしの比較記事で最終確認する(タイプ比較)

よくある質問

ソシオニクスに公式の診断テストはありますか?
ありません。学派ごとに判定法が異なり、質問紙・面談・二分法・機能の次元などを組み合わせて判定します。
無料の診断サイトの結果は信用できますか?
参考にはなりますが、質問紙だけで確定はできません。結果の読み方と注意点をまとめた記事と、似た型を見分けるための比較記事を用意しています。
MBTI の結果からソシオニクスの型が分かりますか?
そのままでは分かりません。特に内向型は4文字の j/p の意味が変わるため、主導機能・創造機能から判定し直す必要があります。
判定に迷ったときはどうすればよいですか?
候補の型について、複数の著者の型記述を読み比べ、身近な人との関係が理論の記述と合うかで検証します。本サイトの16タイプのページは著者別の記述と16の関係を1か所にまとめています。