ソシオニクス LIE(ENTj)総合記述 by Wikisocion

論理直観外向型(Logical Intuitive Extratim)、LIE、Te Ni、ENTj、PT、企業家、開拓者、あるいは原型ジャック・ロンドン。

自我ブロック

LIEは自我ブロックにおいてTeとNiがブロックされています。つまり、長期的な視点から見た情報と行動の正確さと有用性に焦点を当てているということです。彼らは、より長期的な帰結を念頭に置かずに目先の行動の得失を考えることはめったになく、彼らの現実観は、外界が具体的な結果という観点で筋が通るものだという理解によって形づくられています。LIEの決定や発言が意味をなさないように見えたり、短期的には快適さを欠く結果を招くように見えたりするなら、その理由は彼らがすでに長期的な利益を考えているからです。LIEは自分の行動を決めるにあたり、常に片方の目を未来に向けています。

1. Te 外向論理

LIEは、自分の専門分野であるか、あるいは興味があり将来役立つ可能性があるという理由で有用だと考える事柄について、書籍やその他の間接的な情報源から得た事実情報という形で、自然と知識を蓄積していきます。最適な水準で機能するために、彼らは自分の外的環境がどのように動いているかを知る必要を感じます。それを理解し、制御し、あるいはそれより一歩先を行くためです。これはたとえば、割り当てられた特定の課題をただこなすのではなく、自分が属するあらゆる構造(国、会社、組織など)のより広い仕組みについて、少なくとも基本的で全般的な理解を持っておく必要があるということを意味します。これによってLIEは、自分が知ろうと決めた主題については十分な情報を持っているという基本的な自信を得ます。それに、環境内のあらゆる誤りを正そうとする傾向(環境が筋の通った効率的なものになるように)が加わって、「知ったかぶり」と形容されうる振る舞い、すなわち自分の知識を口にし、他人の誤った発言を訂正するという振る舞いにつながり、これはLIEの側の傲慢さと見なされることがよくあります。

LIEは外的現実――仕事上の活動、世界の出来事、財政、手続き、個人的な関係、会話――を、事実としての正確さ、「筋が通っていること」、そして効率性という観点から評価します。これは、外界の効率性と合理性を高めることに積極的に取り組もうとする傾向につながり、また、有用で、収益性があり、あるいは自分の知識基盤を広げると見なされる活動に関わり生産的であることと結びついた自尊心にもつながります。事実として正確でないと自分で知っている情報を発信することはLIEにとって不快であり、できる限り避けられます。LIEにとって理想的なコミュニケーションの世界とは、あからさまな事実としての真実が語られる世界であり、達成すべき目標のためにも、誰かが傷つくかもしれないという配慮のためにも、妥協はなされません。

他人の発言を正すために「いや、それは正しくない」「それは事実ではない」と言い、訂正のために自ら知識を提供すること、「このやり方は非効率だ、改善しよう」と言うこと、そして一般に生産的な目的に応用できる情報を提供すること――これらがLIEの衝動の特徴です。これらに基づいて行動できないことは、彼らの有用感と自尊心に否定的な影響を及ぼします。

LIEが好む行動様式――彼らが最良の状態にあると感じるとき――は、有用で、生産的で、論理的で、長期的に収益性があると自分で考えるやり方で、非常に活動的かつ積極的でいられるときです。逆に、取るべき行動に確信が持てない期間は、彼らを麻痺と抑うつに導きがちです。

2. Ni 内向直観

何かの課題に取り組んでいるときはいつでも、LIEはすでに先のことを考えています。彼らの注意は、目の前の環境や活動の具体的な細部よりも、それらの長期的な含意、帰結、有用性に向けられる傾向があります。より現在に焦点を当てる人々からは、これが怠惰に見えることがあります。彼らは、長期的には無意味かもしれないとすでに気づいているため、何かをすぐに行うことに本気で専念しないのです――ならばなぜそもそもやるのか、と。彼らは、順序立った因果のシナリオをたどることや、自分なりのビジョンの感覚に非常に容易に意識を集中させますが、それは常に目標達成に向けた行動のため、具体的には特定の行動を取る最適なタイミングを見極めるためです。その裏返しとして、決定の帰結やタイミングについて考えすぎてしまい、実際に行動に移さない傾向がありますが、その程度はNi主導型の場合ほどではありません。同様に、LIEは起こりうる長期的な結果をすべてカバーすることに気を配り、「念のため」に何かをしようと提案することがよくあります。このため、理論上は有用でも実際にはそうでないことをしてしまう場合があります。

超自我ブロック

超自我ブロックにおいてFeとSiがブロックされているため、LIEは目先の身体的な快適さや情緒的な安寧に低い優先度を置く傾向があります。「居心地のよい雰囲気」や、自分自身や自分の環境を「見栄えよく」する努力は、LIEにとって自発的な優先事項ではありません。

3. Fe 外向倫理

LIEは、特に集団の場面では、その場を支配している情緒的な雰囲気に合わせようと努力し、肯定的な情緒的環境を促進しようとします。たとえば、すでにある程度面識があり好感を持っている人々の前では、肯定的な発言や機知に富んだ発言をしますし、純粋に職業上の会合や短時間の社交の場では、友好的で礼儀正しい外面を保つ必要を自覚しています。しかしそうした努力は、通常は控えめで短時間にとどまります。より複雑な、あるいはより激しい感情を熱意をもって表に出すことは、彼らには困難です。大声で笑い合い冗談を言い合うような、激しい情緒表現が支配的な集団の雰囲気に、長時間にわたって加わることは、本質的にできません。LIEは、その場を支配している情緒的な雰囲気を乱してはならないという必要を自覚しようと努力しますが、それが自分の内的な情緒状態や、その場にいる他の人々に対する私的な感情と衝突する場合には、長くは続きません。典型的な例は、人々が社交辞令や雑談を交わしている集団の中で、それ以外の面ではその場の情緒的な雰囲気に従う努力をしているにもかかわらず、ときおり他人の誤った発言を、うっとうしいと受け取られかねないやり方で訂正してしまう人です。

LIEは、礼儀正しい会話や世間話の必要性を自覚しています。しかし、必ずと言ってよいほど、たいていは本人も気づかないうちに、「世間話」を真面目な話題についての情報交換に変えてしまいます。LIEは、交わされる発言の事実としての正確さがさほど重要でない、会話のための会話という概念に極めて強い困難を覚えます。会話を続けることだけを目的とした誰かの何気ない発言に対して、LIEが反論を返すことがあり、相手はそれを情緒的な敵意の表れと受け取るかもしれませんが、LIEの唯一の目的はその特定の発言についてコメントすることだったのです。LIEは通常、この種の誤解を避けるために自制心を働かせなければなりません。

4. Si 内向感覚

LIEは、自分の目標を達成する上で、Siのアスペクトは他のものより重要性が低いという見方を持っています。彼らは、より長距離・長期的な考慮に比べて、身体的で、近距離の、今ここにあるものに低い優先度を置きます。典型的な現れは、小さな美的細部への無関心です。長期的に見れば、そうしたものの手入れは終わりのない作業だという意見に、より大きな重点が置かれるからです。これはまた、直接の周囲の環境に対する相対的な気づきの薄さ――特に扱う必要がなければ物がどこにあるかに気づかないなど――や、自分自身の身体感覚に対する気づきの薄さとしても現れます。

LIEは、職業上または社交上の目標のために、直接の環境における美的細部に大いに気を配らなければならない場合があることを受け入れられます。しかしそれは常に、他者や慣習への譲歩と見なされます。彼らはその点で他人を評価することは決してなく、そうした事柄に自発的に強い関心を持つ人々を見下す傾向があります。

これはまた、日々の個人的な雑用を先延ばしにする傾向にもつながり、それらは積み重なって後でLIEを悩ませがちです。

超イドブロック

超イドブロックにおいてFiとSeがブロックされているため、LIEは自分自身と他者における強固で一貫した倫理的原則を、特に安定した個人的関係に関して重視します。彼らは個人的な忠誠心と誠実さを重んじ、裏切りに対しては容赦なく、ときに執念深くさえあります。しかし、そうした価値観に基づいて行動する確信と推進力をしばしば欠いており、双対の相手からの安心と後押しを必要とします。

5. Fi 内向倫理

LIEは、相互の信頼という雰囲気の中で個人的・私的な体験を容易に分かち合えるような、親密な個人的関係を切望します。その関係は、感情の外的な表現を不要にするような、共有された心情と倫理的信念によって支えられています。彼らは最初の一歩を踏み出す傾向がありますが、そうした関係の存在や状態を正しく評価する自分の能力に自信がなく、したがって、他者との明確で曖昧さのない個人的関係を重んじ、明確な倫理的原則に従う人々に惹かれます。そうした人々はLIEの目には信頼に足り、信用に値する存在と映るのです。

LIEは、人々が味方なのか敵なのか、自分に好意を抱いているのか悪意を抱いているのかを考慮しない傾向があります。その代わり、その人が何をしているかについての事前の知識に基づいて、最初からその人が味方であるか敵であるかのように振る舞う傾向があります。このため、味方を敵と取り違えたり、その逆が起きたりすることがあります。LIEが他者の自分に対する感情を認識するのは徐々にでしかなく、相手がその感情を言葉で曖昧さなく表現し、かつ十分な期間にわたって、述べた感情に明らかに合致するように行動しない限り、常に疑いの要素が残ります。LIEは個人的関係の状態について容易に不安になり、相手の感情が変わっていないという頻繁な安心を必要とします。

LIEは人に対する個人的な感情を表現すること(「あなたは本当に興味深い人だ」「あなたのことがとても好きだ」)には気恥ずかしさを覚えますが、そうした言葉を向けられると、思いがけないご褒美のように非常によく反応します。しかし同時に、その人の発言が筋の通ったものかどうかも考慮します。LIEは他者を評価する際、FiよりもTeによる方がはるかに自信があります [訳注: 原文は "with Fi than with Fi"]。

6. Se 外向感覚

LIEは、目先の快適さへの考慮を犠牲にしてまで外的な目標を積極的に追求しますが、自分が選んだ方向に進み続けるために他者からの励まし、強い後押し、あるいは力強い支援を必要とする先延ばしの時期を定期的に経験します。

LIEは、直接の個人的な対立から引き下がらず、自分の立場を守り抜く人々を称賛します。彼ら自身もそうしようとし、しばしば成功しますが、Niへのより強い焦点のために、その点での決意は、そうした対立がもたらしうる否定的な帰結への思いによってしばしば弱められます。同様に、目標を追求するにあたって断固としており、他者に対して押しの強ささえ見せる人々を称賛し、見習おうとします。しかし、過度に攻撃的で、論理的あるいは倫理的な議論の支えとしてではなく、その代わりとして言葉や身体による攻撃を用いることを好むように見える人々には嫌悪を覚えます。

LIEがSeとNiに焦点を当てていることは、彼らの行動における強い動機が、より短期的な考慮よりも、物質的あるいは職業的な性質の、最も典型的には金銭的な、長期的達成にあることを意味します。

イドブロック

イドブロック [訳注: 原文は "super-id"] においてTiとNeがブロックされているため、LIEはアイデアの論理的な探究についていくことはできますが、それを重要性の低いものと見なす傾向があります。

7. Ti 内向論理

LIEは、アイデアや体系の内的な論理に焦点を当てた議論を容易に理解しますが、おおむね無関心です。彼らはそうした論理体系を自分の目標にとってほとんど価値がないものと受け取り、まったく面白みがなく非生産的だと感じます。

LIEは、他者が提示するアイデアや議論の内的な論理矛盾を見つけ出し、それを指摘することに自信を持っています。しかし、そうしたアイデアや議論が外的な証拠と照らし合わせると成り立たないことを指摘する方が、彼らにはより起こりやすいことです。彼らは、主張の内的な整合性を、その主張とともに提示される事実の正確さより重要性の低いものと見なします。

同様に、LIEは、ある体系や前提から論理的にどう導かれるかよりも、自分の主張を裏づける事実を論じることで主張を組み立てる方がはるかに多いです。

8. Ne 外向直観

LIEは、思弁的なアイデアについての会話の中であらゆる種類のアイデアを生み出すことがかなり得意ですが、そうしたアイデアを真剣には受け取らず、その活動を価値に欠ける一種の娯楽的な練習と見なします。LIEにとっては、自分が何かを達成しようとしている領域に限定して想像力とビジョンを適用する方が、そうした関心領域と無関係な事柄について考えることに「ふける」よりも自然です。

LIEは、アイデア、人、物に隠れた潜在性や可能性、そして代替シナリオをできる限り多く探究することに関わる議論や活動を、評価し楽しむことができます。しかし彼らは、これを特定のアイデアや展開により長く集中することに比べて、真剣さと有用性に欠けるものと見なす傾向があります。

よくある社会的役割

  1. あらゆるものをどうやって金に変えるかを絶えず考えていながら、富を築いた後も小銭を数え、犠牲を払い続ける企業家や投機家。
  2. 前進するため、あるいは停滞への恐れから、絶えず職場や場所を変え、「いつか」落ち着かせるはずの私生活を犠牲にする転職者や独立請負業者。
  3. 当時の常識からすれば政治的に受け入れがたい立場を擁護し、後にその立場が正しかったと見なされて権力の座に上るか、あるいは限られた数の支持者を持つニッチな政治家にとどまる、一匹狼の政治家や活動家。
  4. 多くの主題について大量の情報を持ち、親切にも、あるいはうっとうしくも、周囲の人々にそれを常に喜んで披露し、同様に誰の誤った発言でも常に喜んで訂正する、知ったかぶりのおしゃべり。その際は常に情け容赦のない礼儀正しさを伴う。