トライタイプ(全162タイプまとめ)

全27種類のアーキタイプと、全162種類のタイプ別の説明まとめ。

トライタイプ一覧

トライタイプについて

トライタイプは、キャサリン・チャーニック・フォーブル氏(Katherine Chernick Fauvre)によって提唱されたエニアグラム の理論です。

三つのタイプの組み合わせ

トライタイプは、各センター(ヘッド・ハート・ガッツ)から1つずつ選ばれる3つのタイプの組み合わせによって構成されます。

  • ヘッドセンター(5, 6, 7)
  • ハートセンター(2, 3, 4)
  • ガッツセンター(8, 9, 1)

優先順位

3つのタイプは、以下の順序で影響を与えます。

  • コアタイプ(一文字目のタイプ):最も支配的なタイプ
  • 二文字目のタイプ:補助的に影響するタイプ
  • 三文字目のタイプ:最も影響が弱いタイプ

ウィングとラインの影響

各タイプには隣接するウィング(例:1のウィングは9と2)があり、さらに統合・分裂のラインを通じて他のタイプとつながっています。これにより、柔軟性と適応力が高まります。

本能のサブタイプ(生得本能)の影響

本能のサブタイプ (自己保存 ・ソーシャル ・セクシャル )が、トライタイプの表れ方に影響を与えます。この要素が加わることで、同じトライタイプであっても個人差が生まれます。

トライタイプ理論では、それぞれのタイプ(例:1, 2, 5)に独立した本能が割り当てられるのではなく、個人全体に適用されると考えられています。例えば、自己保存(sp)優勢の125であれば、タイプ1は自己保存的な完璧主義、タイプ2は自己保存的な世話、タイプ5は自己保存的な知識の蓄積として表れることが想定されます。

本能の影響は、コアタイプ(一文字目のタイプ)だけでなく、二番目や三番目のタイプにも及びます。コアタイプが最も顕著に本能を反映する傾向があるものの、本能のサブタイプのスタッキング(so>sp>sxなどのスタッキング)はトライタイプ全体を通じて作用し、その表現の仕方に一貫した影響を与えます。

動機・恐れ・防衛戦略

トライタイプを考える際は、行動や表面的な特徴ではなく「動機」「恐れ」「防衛戦略」の三要素を見る必要があります。この三要素が合わさることで、トライタイプごとの心理構造が形成されます。

  • 動機:「なぜ」行動するのかを決定する(例:1は誠実さを求める)
  • 恐れ:動機を脅かす要素であり、回避しようとするもの(例:1は不完全さを恐れる)
  • 防衛戦略:恐れから身を守るための無意識の反応(例:1は完璧主義で対処する)

注意:下記の動機、恐れ、防衛戦略のタイプ別の具体的内容は、一般的なエニアグラム(リソなど)の情報を元に独自にまとめたものです。

動機 :各タイプは、特定の価値観や目的に基づいて行動します。

  • タイプ1:誠実さ、道徳的な正しさを求め、世界を改善しようとする
  • タイプ2:愛されることや他者とのつながりを重視し、助けようとする
  • タイプ3:成功や認知を得ることで、自分の価値を証明しようとする
  • タイプ4:独自性や深みを追求し、自分の存在意義を表現しようとする
  • タイプ5:知識や自己充足を求め、独立した理解を深めようとする
  • タイプ6:安全性や確実性を求め、リスクを避けようとする
  • タイプ7:自由や喜びを追求し、可能性を広げようとする
  • タイプ8:強さや独立性を求め、他者に支配されることを避ける
  • タイプ9:平和や調和を維持し、対立を回避しようとする

基本的な恐れ :各タイプには、基本的な恐れがあり、それを回避しようとします。

  • タイプ1:不完全さ、腐敗、倫理的な誤りを恐れる
  • タイプ2:拒絶されること、価値がないと見なされることを恐れる
  • タイプ3:失敗や無能さをさらされることを恐れる
  • タイプ4:平凡であること、特別でないことを恐れる
  • タイプ5:無力さ、無知、要求に圧倒されることを恐れる
  • タイプ6:不安定さ、裏切り、支えがないことを恐れる
  • タイプ7:制限されること、退屈、感情的な痛みを恐れる
  • タイプ8:脆弱さ、裏切り、他者に支配されることを恐れる
  • タイプ9:対立、分離、調和の喪失を恐れる

防衛戦略 :恐れを回避するために、それぞれ異なる戦略を用います。

  • タイプ1:完璧主義、自己批判、改革を行う
  • タイプ2:他者への献身、自己のニーズの抑圧、感情的なサポートを提供する
  • タイプ3:適応力、達成志向、自己イメージの構築を行う
  • タイプ4:自己表現、撤退、感情の強調を行う
  • タイプ5:引きこもり、知的分析、感情の切り離しを行う
  • タイプ6:疑問視、準備、同盟形成を行う
  • タイプ7:再解釈、回避、計画を通じてポジティブな選択肢を確保する
  • タイプ8:主張、対決、支配を通じてコントロールを維持する
  • タイプ9:回避、離脱、調停を通じて平和を保つ

トライタイプの切り替わり方

トライタイプの切り替えは、自己像や安全性が脅かされたときに発動します。コアタイプの戦略が機能しない場合、他のタイプの戦略へと移行します。

トライタイプの戦略は、以下の順序で適用されます。この切り替えは、状況に応じて一日中発生します。

  1. コアタイプ(一番目のタイプ)の戦略:最初に使用される(例:125のコアタイプであるタイプ1が働き、まず規律を使う)
  2. 統合・分裂ラインやウィングの戦略:コアタイプの次に影響を与える
  3. 二番目のタイプの戦略:統合・分裂ラインの戦略が機能しない場合に利用
  4. 三番目のタイプの戦略:最終的な手段として利用

参考資料:

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